


M&A(Merger and Acquisition)は、合併や買収などの企業統合の総称です。近年、M&Aは大企業・中堅企業をけん引役として、急速に拡大し定着しました。
私たちは、事業運営上の様々のシーンで非常に有効な選択肢となりうるM&Aを、中小・小規模企業が広く活用できるような環境を創りたいと考えています。
オンデックは、年商数千万〜10億円規模のM&Aを「スモールM&A」と名付け、この市場の発展に取り組んでいます。

日本全国に存在する企業・個人事業所の数は、400万以上と言われます。これを中小企業庁が区分する「大企業」「中小企業」「小規模企業」に分類すると、「中小・小規模企業」の割合は、実に全体の99%を超える比率となります。
日本の地域経済にとって、個人事業主を含む中小・小規模事業者が如何に大きな役割を果たしているかが、この比率に如実に現れています。
しかしながら、これらの地域経済を構成する中小・小規模事業者の多くは豊かな個性や独自のノウハウを蓄積しているにも関わらず、後継者問題などの様々な課題を抱えているのが現状です。

日本では、1990年代中盤の金融ビックバンなどの規制緩和を背景にM&A市場が急拡大し、以降、大企業がけん引する形で、M&A件数は増加の一途を辿ってきました。
2000年代に入り、M&Aは、大企業において重要な経営戦略の選択肢として完全に定着する一方、後継者問題の解決手段として脚光を浴び、中小企業にも急速に浸透してきました。中小企業経営者の高齢化が進んでいることから、後継者問題解決型のM&Aは、今後も高水準で推移すると予想されます。
しかし、M&Aの遂行には比較的高度の専門性を要するため、高額のコンサルティング費用が必要になるケースが殆どです。
「専門性」と「リーズナブルさ」を兼ね備えたM&Aアドバイザーは限られているのが現実であり、結果的に、いわゆる「中堅企業」を除く大部分の中小・小規模企業にとっては、まだまだM&Aが身近なものとはなり得ていないのが現状です。

中小・小規模企業は、相対的に経営資源に乏しいのが実情であり、後継者問題などの諸問題を背景に、事業の清算や撤退を考えざるを得ないケースが多いものです。
一方、右肩上がりの成長過程にある企業でも、経営資源の脆弱さは同様の課題です。事業拡大のための投資や人材の確保は容易ではありません。短期間で投資効果が得られなければ、投資負担がアキレス腱になりかねないため、投資リターンの不確実性やリスクの大きさに遮られ、次の成長の一歩が踏み出せずにいる企業も多いことでしょう。
M&Aは、既存の事業を発展的に活かす手法です。うまく活用すれば、様々のコストやリスクを大幅に低減できるうえ、飛躍的な成長スピードを手に入れることが可能です。
経営資源の乏しい中小・小規模企業にこそ、M&Aは有効なのです。